LINEでお問い合わせ

ブログ

2022.01.07 | ブログ

S45Cの特徴や用途など解説!他材料との比較も!

おはようございます!本日は材料解説シリーズ~S45C編~です。
特徴や用途、他材料との比較を書いていきますので、是非ご覧ください♪

必達試作人
必達試作人
短納期の金属加工は大阪のアスクへ!

S45Cとは

S45Cの試作品

S45CはSS材に次いでよく使われるS_C材の一種です。
S_C材は数字の部分が炭素量を表しており、S45Cは炭素量0.45%、S30Cは0.30%という意味で、現在規格はS10CからS58Cの20種類あり、バリエーションも豊富です。

SS材は化学物質の規定がないのに対して、S45CのようなS_C材は化学物質の規定があるので有害なリン(P)や硫黄(S)が少なく高品質ですが、SS材のように引張り強さは規定されておらず、熱処理で変えることができます。

他の材料との比較

規格 強度 焼入れ効果 溶接性 耐食性
S45C × ×
SS400 × ×
SPCC × ×
SPHC ×
SECC × ×
SGCC × ×
ZAM × ×

SS400との違い

SS400の試作品

SS400とは一般構造用圧延鋼板(SS材)の一種であり、S45Cと同じ鉄鋼であるため、よく似た材料です。
しかし、よく見てみると化学成分や機械的性質に違いがあります。

SSとはSteal Structureの頭文字から取っており、SSの後に続く400という数字は引張り強さの最小保証値(MPa)を示しています。
つまり、SS400は400~510MPaの範囲の引張り強さを保証する材料になります。
SS400は、引張り強さが保証されていますが、成分は規定されていません。

また、SS400の炭素量は通常0.15~0.20%程度であり低炭素鋼と呼ばれ、S45Cのほうが炭素量が多くなっているので、強度、硬度ともにSS400より高くなっています。

一方で加工性はSS400の方が良好で、値段も安価です。
以上のことから、強度が必要な部材にはS45Cを使用し、それほど強度が必要でない部材にはSS400が使用されます。

用途・選定のポイント

S45CをはじめとしたS_C材はSS材に次いで一般的に使用される材料です。
S_C材は炭素量で非常に細かくS10C~S58Cまで分けられていますが、実用上わずかな炭素濃度の差は問題にならないため、S45CとS50Cが非常によく使われています。

SS400に化学成分の規定がないのに対し、S45Cは化学成分の規定があり、有害なPやSも少なく、より高価な分、高品質です。
焼きのはいらないSS400に対し、S45Cは炭素量が多く、焼入れ効果があります。
通常は生で使うことが多いのですが、硬さが必要な場合は焼きを入れて用います。

ただ、厚みや直径が大きくなると中まで焼きが入らなくなるので、その時は合金を使います。
焼きの入る目安は直径Φ20mm以下、または板厚14mm程度です。
溶接には向かないので、溶接が必要な時はSS400を用います。

試作全国対応!
簡単・最速1時間お見積り

アスクならこんなお困りごとを解決します!

  • 他社では納期が間に合わないと言われた
  • 急な設計変更があった
  • 他社ではできないと言われた
  • 海外調達品の手直し・追加工
今すぐ無料でお見積りを依頼する

もっとアスクの事を知りたい!という方は
こちらもご覧ください!

株式会社アスク

【この記事の著者】

株式会社アスク 営業部

小ロット・小物部品の製作を手掛け、手のひらサイズの部品製作を得意としています。国家検定1級技能士が多数在籍し、一日でも早く製品をお届けするためお見積りの回答は最速1時間!
知っているようで知らない加工に関する知識をお届けします!

他、ブログ記事もご覧ください♪

動画の投稿もしておりますので良ければご覧ください♪