試作部品加工ってなに?試作についてわかりやすく解説します!
こんにちは!本日は試作品加工とは?について、簡単解説しています。
製造業に携わる方はご存じのことかと思いますが、是非ご覧ください♪

ものづくりにおける「試作」とは?
言葉の意味としては、
試作・・・試しに作ってみること。また、そのもの。
という意味だそうです。
世の中には様々なものがあふれていますが、生き物や鉱物を除けば、見えているもののほとんどが、誰かがどこかで作った物(製品)です。
その製品が生まれる過程には「企画→設計→テスト→量産」があります。
ものづくりにおける試作は、ほとんどの場合、量産工程の前に行われます。
企画・・・「イメージしたものを形にするとどんなものになるのか?」
設計・・・「設計通りに作ることができるのか?」
テスト・・・「過酷な状況でもちゃんと機能するのか?」
といった具合に、それぞれの目的に応じて試作を行います。
多くの場合、特に不特定多数の人々が手にする製品の場合、製品はどこかで試作の工程を経て、量産されているはずです。
つまり、試作で作るもの(試作品)は作る側のためのものであり、多くの場合に一般の方々(消費者)向けのために作るものではないということです。
試作について
例えばスマホ。
このスマホには約1000個の部品が使われていると言われています。
しかし、有名な開発メーカーでも、全部品を一社で作っているわけではありません。
様々な会社へ部品の製造を依頼し、様々な会社が部品を作り、できた部品を組み立てているわけです。
この時、「試作」の視点からすると試作をするであろう会社は2社あります。
開発元メーカーと部品メーカーです。
開発元メーカーは次のシリーズのイメージを形にするために試作をします。
そして部品メーカーでも試作をします。
部品の製造依頼を受けてすぐに、量産部品を作ることはほとんどありません。
きちんと試作の工程を経て、確認やテストを行ってから量産へと移行します。
開発元メーカーも部品メーカーも簡単な試作、例えば形を見るだけとか、そのような内容であれば安価な3Dプリンターなどでそれぞれの会社内で行うことが可能です。
しかしそれには限界があります。
設備的な限界や、技術的な限界。
その限界を超えた試作内容を請け負うのが弊社のような「試作業者」であり、試作をしたい人ができない試作を行う会社です。
開発元メーカーの仕事は開発をすることであり、市場ウケの良い商品を考えることです。
なので基本的には工場を持っていないことが多く、工場を持ったとしても多くは組立の工場で、細かい部品は部品メーカーが作ります。
工場を持たないということは、試作をする設備を持てません。
そこで試作業者に開発元メーカーが試作内容や試作目的を伝え、それをもって試作業者が形にします。
部品メーカーの仕事は市場に流れる部品を作ることで、市場に流れるものなので綿密に計画を立てて、安全を重ねて量産に臨みます。
きちんと試作をして、使える部品かどうかを検証するのです。
しかし、その試作は部品メーカーでは行いません。
なぜかというと部品メーカーはあくまで量産屋なので、ものづくりの設備は量産用です。
数個から数百個の試作に量産ラインを動かすわけにはいきません。
しかも試作は失敗がつきもの。作ってだめなら少し作ってまた作って試すを繰り返すわけで、都度にラインを動かすと予算が合わず・・・というよりそもそも試作のためにラインを作れない。
そこで試作業者に依頼をします。
数個から数百個レベルの試作なら、試作業者に依頼をした方が安くて速いからです。
※アスクでの対応個数は単品~小ロットが中心です。
形状により数百個まで対応可能となりますので、是非一度お問い合わせください♪
試作業者の特徴


・作るのが速い(超短納期)
・対応個数は1個から少量
・加工技術(知識)を幅広く持っている
納期について
量産屋は実際の量産に移行するのに、1か月~数か月かかりますが、試作業者は数日~数週間で製品を用意します。
※アスクのリードタイムは平均4日です!
対応する個数について
量産屋は数万個~数十万個・・・の個数を作ることが仕事です。
試作業者は1個~数十個。ただし作る部品は多種になります。
試作業者の加工分野について
量産屋はそれぞれ業種が分かれています。
例えばプレス屋であれば、プレス加工でできる製品ばかりを作ります。
試作業者はあらゆる業者の仕事を依頼されます。
金属も樹脂も対応するので、「これしかできません」では試作業者は務まりません。
自社でできないなら協力業者に依頼し、何としてもお客様の要望にお応えできるように全力投球します。
⇒弊社所有設備はこちらからご確認ください。
株式会社アスクの所有設備一覧
試作業者のお客様について
メーカーのお客様は消費者であったり企業であったり、不特定多数の方々。
メーカーに部品を供給するサプライヤーは、もちろんメーカーがお客様です。
試作業者のお客様は、主にメーカーやサプライヤーの研究・開発者や設計者で、大きな会社だと購買部の方もいます。
個人の方からの試作依頼もありますが仕事量としてはごく稀です。
ほかには同業者からの依頼もあります。
⇒弊社のお客様の業種としましては、「ロボット部品」「自動車関連」「半導体関連」「医療機器部品」「省力化機械」「試験機器部品」「バルブ流体部品」などなどです。
試作部品加工は毎回違うものを加工する難しさもありますが、試作部品加工のみを行っているアスクでは、無駄を省き短納期を実現できる仕組みがございます!
納期で困ったら是非アスクへお任せください!!
試作品加工は短納期専門工場のアスクへ
試作品や小ロットの加工も大歓迎!
特に手のひらサイズの部品製作を得意としています。
アスクなら、試作品のお見積もりが最短1時間で可能!!
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