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試作人基礎講座

2022.04.15 | 試作人基礎講座

アルミ合金で最も主要なA5052の性質や特徴を徹底解説!!

おはようございます。本日はアルミの中でも代表格である、A5052について性質や特徴を解説していきます!
製造業の方には当たり前の話かもしれませんが、是非お付き合いください♪

必達試作人
必達試作人
高精度の金属加工は大阪のアスクへ!

A5052とは

A5052の試作品

A5052は5000系のアルミ合金で、アルミニウムにマグネシウムを添付した素材です。
アルミ合金の中では最も一般的なものの一つで、その理由としてはA5052の特徴である耐食性、溶接性、強度が加工や工作に非常に向いているからです。
主な用途としては、A5052はアルミ船舶、車輌などに利用されています。

A5052の特徴

耐食性

多くの金属は例外なく錆びます。
例えば、トタン屋根や公園の鉄棒などが挙げられます。
このような錆はどの金属も同じように錆びるかというとそうではありません。
金属を錆びやすいかを決めるものとして「耐食性」があります。
アルミニウムの特性として、大気中で自然に金属表面に酸化被膜を形成するため、酸素と分子を遮断するので耐食性に優れる性質を持ちます。

特に5000系のアルミニウム合金は、アルミニウムよりもイオン化傾向の高いマグネシウムを添加しているため、より酸化被膜を形成しやすく、耐久性は向上しています。
さらに耐食性を向上させる必要があるときにはアルマイト処理を施し、人工的に酸化被膜を形成することができます。
マグネシウム添加量の多いA5083はより耐食性が良く、強度も優れているため船舶や化学プラントなどでいます。

溶接性

アルミニウムは熱が逃げてしまうため、溶接性が少し劣る材料ですが、マグネシウムを添加してにすることで溶接性も向上します。

強度

アルミニウムはもともと加工性の良い材料ですが、強度を強めることにより材料の加工性も落ちていきます。
5000系のアルミニウム合金は、マグネシウムを添加することで強度を高めています。
その中でもA5052は中間程度の強度を持つ材質であり、かつ加工性の良好さも保たれた材質になっています。

A5052の加工性と比較

アルミニウム5000系(A5052など)

A5052が分類されているアルミニウム5000系は、アルミ合金の中で最も切削性が高いです。
歪みが出にくく、精度も出しやすいため、加工性に非常に優れています。
その分、高い形状精度が求められることが多いことも特徴の一つです。
アルマイト処理をはじめとした表面処理も容易に行うことができ、全体のバランスが非常に優れているので、アルミ合金の中で最も市場に流通しています。
主に産業用ロボットや半導体装置のテーブル、パレットなどに使用されています。

アルミニウム2000系(A2014など)

アルミニウム2000系は5000系より強度は高いですが、その分切削性は5000系より劣ります。
航空機の骨組みなどに使用されています。

アルミニウム7000系(A7075など)

A7075の試作品 A7075の試作品

アルミニウム7000系はアルミ合金の中で最も強度が高いです。
その一方で切削性が非常に悪いのが特徴です。
高い強度が求められる航空機やレーシングカーの部品に使用されています。

A5052の表面処理

A5052などアルミニウム合金に対する表面処理としてはアルマイト処理がよく知られています。
別名、陽極酸化皮膜処理のことで、耐食性のある酸化被膜を人工的に施す表面処理になります。
アルマイトの中にも白アルマイトやカラーアルマイト、硬質アルマイトなどいくつか種類があり、A5052にはいずれのアルマイト処理も適性があります。

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株式会社アスク

【この記事の著者】

株式会社アスク 営業部

小ロット・小物部品の製作を手掛け、手のひらサイズの部品製作を得意としています。国家検定1級技能士が多数在籍し、一日でも早く製品をお届けするためお見積りの回答は最速1時間!
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